このページでは
- つなぎ融資の仕組み
- メリット・デメリット
をわかりやすく解説します。
また、つなぎ融資やローン返済の負担を軽くするコツもご紹介します。
この方法なら、たった60秒でゆとりを持った買い替えができます。
新しい家でお金の心配がない生活を送りたい方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
つなぎ融資とは？
つなぎ融資とは、家の住み替えで一時的な資金不足を補うためのローンです。
住み替えでは、今住んでいる家を売って、そのお金を新居の購入にあてるケースがほとんど。
ですが、売れるより先に新居を購入することになった場合、資金不足になることがあります。
そこで、売却代金が入るまでの「つなぎ」として使われるのが、つなぎ融資です。
住み替えでつなぎ融資を利用するメリット
つなぎ融資を活用することで得られるメリットは以下の3点です。
- 気に入った物件を逃さず購入できる
- 引っ越し費用を節約できる
- 売却活動がスムーズになる
以下で詳しく見ていきましょう。
気に入った物件を逃さず購入できる
住み替えでは、気に入った物件が売却より先に見つかることがあります。
この際、売却を待っている間にその物件を他の買い手に取られてしまうことも。
「不動産は縁」とも言われるため、良い物件を逃すのは非常に惜しいことです。
つなぎ融資を活用すれば、売却を待たずに希望の物件を確保できます。
引っ越し費用を節約できる
売り先行の場合、新居が決まるまで一時的に仮住まいをする必要が生じることがあります。
この場合、仮住まいへの引っ越しと新居への引っ越しという2回の引っ越しが発生し、費用がかさむことに。
つなぎ融資を使えば、仮住まいをせずに済むため、結果的に引っ越し費用を抑えられる場合があります。
売却活動がスムーズになる
買い先行で新居を先に購入すれば、現住居を空き家の状態で売却活動ができるため、内覧対応の手間が減ります。
居住中の物件よりも空き家の方が印象が良く、売却がスムーズに進むことも期待できます。
住み替えでつなぎ融資を利用するデメリット
一方、つなぎ融資には以下のようなデメリットもあります。
- 金利や事務手数料が発生する
- 資金計画が狂う可能性がある
- 融資期間内に売却が完了しないと損害金が発生する
これらを順に解説します。
金利や事務手数料が発生する
つなぎ融資は、住宅ローンよりも高めの金利（約3％）が設定される場合が一般的です。
また、融資を申し込む際に発生する事務手数料は10万円＋消費税ほど。
例えば、1,000万円を3％の金利で半年間借りると、支払利息は約15万円。
これに事務手数料を加えると、総額25万円程度の費用がかかります。
資金計画が狂う可能性がある
売却価格が予想より低くなると、つなぎ融資の返済に影響を及ぼし、資金計画が狂う可能性があります。
売却価格を低めに見積もり、慎重に資金計画を立てることが重要です。
融資期間内に売却が完了しないと損害金が発生する
つなぎ融資の借入期間は短期（1か月～1年程度）で設定されています。
この期間内に返済できない場合、遅延損害金が年利14％程度で発生する可能性があります。
売却期間に余裕を持たせるか、融資期間を長めに設定しておくと良いでしょう。
買い替えでローン返済をラクにするには
ローン返済をラクに、もしくはゼロにするには今住んでいる家をどれだけ高く売れるかがポイント。
もし新しい家の購入費よりも高く売れれば、黒字で住み替えができます。
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