結論! 半分の人はほったらかし
空き家どうしてるの?
相続などで2軒目の家を持つことになった場合、みんなが空き家をどうしているか気になりますよね。
実際のトコロどーなの?
という気持ちに答えるデータがあります。
放置・家主不在など 41%
売却・賃貸 54.5%
セカンドハウス 4.5%
(2018年「空き家政策の現状と課題及び検討の方向性」国土交通省)
お金に変えようとしている人が半分。
そして、対策できずにほったらかしている人が4割。
つまり、半分くらいの人はなにもできてないことになります。
思ったより多くの家が放置されているので、空き家が全国的に問題になるのもわかりますね。
住む場所がある状態で家を相続しても、半分くらいの人は困るというのが実情のようです。
空き家をそのままにするとどうなる?
空き家をほったらかしにしているとどうなるでしょうか。
まず最初に思いつくのは、税金が増えることです。
が増える税負担としてすぐに思いつきますね。
使わなくても税金的には資産と見られるので、実際に資産として活用できていてもいなくても、税務署には関係ないのです。
そして、次の相続者も同じように扱いに困る可能性は高いので、課題を次の世代に先送りにしていることになります。
これ以外にも、空き家は「持ち物」ですので、管理責任は所有者に対して発生します。
倒壊や火災などリスクがありますので、最低限の管理はしておいた方がいいでしょう。
つまり、空き家を放置して持ち続けると税金面の負担と、倒壊や火災のリスクを抱えることが問題になります。
この2点が気にならなければ放置することも選択肢になります。
空き家をどうするか問題、解決策は?
これまでの話を踏まえて、空き家問題の対策方法はいくつかあります。
1:貸す、駐車場にするなど収益化
2:売却
3:放置
4:相続放棄(※3ヶ月以内)
以上が主な対策です。
それぞれメリットとデメリットがあります。
簡単に説明します。
1:収益化
2:売却
3:放置
4:相続放棄
地方の空き家は今後もっと増えそう
日本の空き家率は2013年度13.5%、2018年度13.6%。
1973年には5.5%だったため、40年間で10%も増加しました。
いまでは10軒あれば1、2軒は空き家です。
結構すごい数字じゃないですか?
日本の人口は2050年代には1億人を切るという予測がされているので、今後も空き家は増え続けるでしょう。
地方はより深刻で、例外的に沖縄は10%を切りますが、空き家率が20%を越える県も複数あります。
都市部以外はかなり空き家が深刻であることがわかります。
今後の対策
海外に比べて数%日本の空き家率は高いです。
これは中古住宅をリフォームして住むという考えが、海外に比べてすくないからではないかとも言われています。
そして、これまで紹介してきた「空き家」の中には実は「売ろうとしている」家も数えられています。
中古住宅の買い手がそもそも限定的な日本で、家を売ろうと思ってもすぐ売れるわけではないということです。
売れないけど手放したい人もたくさんいますし、場合によっては買い手を探すのに時間がかかります。
将来的にでも売る選択肢がある人はまず査定しましょう。
日頃お付き合いのある信頼できる不動産屋さんに任せるのもいいです。
もしなにも選択肢がなければ、イエイという複数の不動産屋に同時査定ができるサイトがあるので試してみてください。
東証プライム上場企業が運営しているので個人情報も安心感があります。
ちなみにですが、条件が合わなかったときにはイエイが代わりに断ってくれるというサービスもしているので、断るのが苦手な方は利用するといいでしょう。
空き家を持つことは人生でそう何度もないので、うまく解決できることを願っています!